絵画 各コースのご案内

デッサンコース

美術全般の基礎となるのがデッサンです。鉛筆の持ち方、削り方など本当の初歩から学びます。ネリケシの扱い方、鉛筆の硬い・軟らかいの使い分けを覚えることで様々な質感を描き分けられるようになります。

 

 

 

油絵コース

油絵の具は古くから画家たちに愛用され、絵画の素材としては今でも最もポピュラーな存在です。乾燥が穏やかなのが特徴で、それによって、独特の重厚な絵肌とトーンが表現できます。

 

 

 

水彩コース

基本の透明水彩は水のにじみなどを利用して独特の雰囲気が出せます。白い絵の具はほとんど使わず、明部には紙の白を利用します。慣れてくると短時間でも高い完成度の作品が描け、屋外制作にも最適です。
対して不透明水彩は、下地の色を覆い隠す事ができるので、有色地の紙に描くのにも適しています。油絵のような押し出しの強い質感表現も可能です。

 

 

 

パステルコース

柔らかい表現が何よりも魅力です。顔料(色の粉)を微量の結合剤で混合しスティック状に固めたものです。ミューズコットン紙のような丈夫で凹凸のある有色の紙に描くと素材の持ち味を生かしやすいです。

 

 

 

日本画コース

伝統的な岩絵具と膠を用いて描く日本画は日本の美意識を最も体現する絵画ジャンルといえるでしょう。風景、花、動物、人物を独自の様式美で描きます。麻紙や絹本といった日本画ならではの素材に描きます。絵画ジャンルの中では特に専門性の強いコースです。