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  • 2020/10/ 2020年10月の優秀作品我妻 沙絵子さん透明水彩 平成25年1月入会Congratulations!17世紀スペインの画家リベラの油彩画「聖ヒエロニムス」の模写作品です。老齢な人体の皺の表現を学ぶために描き始めましたが、険しい表情や繊細なディーテールを追い込んでいくうちに透明水彩とは思えない色調の深みが得られました。頭蓋骨を抱く手元や緊張感のある表情など人物表現の要となる箇所を粘り強く追い込み、高い完成度に達しています。
  • 2020/8/ 2020年8月の優秀作品太田 有美さん鉛筆デッサン 平成28年10月入会Congratulations !写真による人物の細密デッサンになります。作者は何枚か人物画の経験があり今回は目、口、鼻、髪の毛などの各パーツの構造的な見方など踏まえながら、描写を進めていきました。しっかりとした人物表現や空間が画面の中でつくりだされていると思います。特に髪の毛の流れや質感表現に作者のこだわりを感じます。(講評:朝森)
  • 2020/6/ 2020年6月の優秀作品杵渕 拓海さん鉛筆デッサン 平成29年7月入会Congratulations !教室にある何気ない流木のモチーフを描かれた作品なのですが、時間をかけて流木と対峙することによって、教材としてただ描かれたのでなく、流木がここまで風化していく時間の流れなどを感じさせ見えないものまで表現した作品だと言えます。モチーフの余白の汚れや修正の跡など作者がモチーフと対話をしながら制作した時を感じさせます。(講評:朝森)
  • 2020/4/ 2020年4月の優秀作品佐藤 萌々子さん鉛筆デッサン 平成30年6月入会Congratulations !こだわりのある写実作品になりました。ニットの質感や細部の描き込み作者のこだわりを感じます。基本的には具象的な表現をする場合全体のバランスを考えながら描き進めていく様に言われます。もちろん、空間などを描き表すにはベストな方法だと思われます。ただ、優等生的な作品は出来るでしょう。この作品は、画面のバランスから考えるとニットが特に強く目立ちます。そこに作者が何を感じ、何を描きたくなったのかが見えてくる作品だと思います。(講評:朝森)
  • 2020/1/ 2020年1月の優秀作品醍醐 友梨さん色鉛筆 平成27年6月入会Congratulations !色鉛筆で出来る写実的表現を深く掘り下げた作品です。この作品で注目したい所は高いデッサン力に裏付けされた描写力は当然なのですが、とても丁寧に重色された色彩や画面を傷めることなく重ねられた線などがあります。作者の冷静な観察力や判断力を感じます。この様な画面を作り上げることは容易ではありません。(講評:朝森)
  • 2019/11/ 2019年11月の優秀作品青砥 栄和さん鉛筆デッサン 平成28年4月入会Congratulations !時間をかけて完成させた作品です。とても細かい所まで観察して描写しています。細部に集中した描写を進めて行くことでよくある事は、細部ばかり深くて全体感が見えなくなり空間表現の乏しい作品になりがちです。この作品は細部と全体感のバランスのとれた作品に仕上がりました。(講評:朝森)
  • 2019/9/ 2019年9月の優秀作品長谷川 美咲さん鉛筆デッサン 平成28年10月入会Congratulations !鳥の剥製を模写されました。とても丁寧な描き込みです。剥製の大きなかたまり感と、とても難しい羽の模様をバランスを崩す事なく描き上げています。剥製を包み込む空気感までも鉛筆のトーンだけで表現した力作です。(講評:朝森)
  • 2019/6/ 2019年6月の優秀作品浅井 夏実 さん鉛筆デッサン 平成29年6月入会Congratulations !作者はとても寡黙に集中されて絵に向き合います。作品の中のモデルは難しい全身黒い衣装です。ただ、作者は本来なら黒く潰れてしまいそうな黒の変化をとても繊細に描ききった力作となっています。(講評:朝森)
  • 2019/5/ 2019年5月の優秀作品橋本 郁子 さん油彩画 平成28年1月入会Congratulations !非常に表現力の高い描写力をもっておられます。白く霞んで見える逆行の空間を的確にとらえています。色味を抑えて描写することは大変難しくデッサン力が弱いと色味が強くなりがちです。冷静な判断力と高い集中力で描き上げられました。(講評:朝森)
  • 2019/3/ 2019年3月の優秀作品葛井 信男 さん水彩画 平成21年7月入会Congratulations !細目のマジックでパリの風景を写真から描き上げた力作です。何気ない写真から感じとった色彩を最大限に描きだしておられます。とても作者の個性を感じる作品になりました。(講評:朝森)
  • 2018/12/ 2018年12月の優秀作品安藤 英洋 さん鉛筆デッサン 平成24年5月入会Congratulations !3年かけて描き込まれた鉛筆デッサンです。写真から描き起こした作品ですが草花やジャガイモ、人物のカーディガンの編み目まで、とても丁寧に実在感をもって描かれています。画用紙のダメージすら活かされた画肌も心地よく、とても良いデッサンだと思います。(講評:宮脇)
  • 2018/10/ 2018年10月の優秀作品安藤 眞知子 さん油彩画平成23年9月入会Congratulations !17世紀オランダ油彩絵画の模写になります。とても精緻に描き込まれた原画を画材の異なる水彩絵の具で丁寧に時間をかけて再現されました。細かい筆で何層も色を重ねる事で繊細な色の変化をとらえていく根気の必要な作業を完成まで続けられた力作です。(講評:朝森)
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